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うさぎのミミ |
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2004年03月 |
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★03月01日 |
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私の知らない私を知っている人。
私の知らない目で私を見守っていてくれる人。
さりげないほど、温かい。
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★03月02日 |
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爽やかな笑顔が、
お土産を持って帰ってきた。
遠い土地のオイシイとこが
ギュッと箱に詰まってる。
舌で味わい耳で聞く。
旅のワクワクおすそ分け。
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★03月03日 |
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今日はひな祭り。
もう立派に大人の私ですが、
過去の思い出からか、
女だからか、
ちょっとそれを意識して
一日を過ごす。
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★03月04日 |
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もう慣れっこの花粉症。
気にしない、騒がない、注目しない。
それでもやっぱり出るくしゃみ。
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★03月05日 |
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素直に受け取ってみよう。
裏を読んだり、
計算したりしないで、
素直に「どうもありがとう」と。
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★03月06日 |
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少し暖かくなってきたと思ったら、
また冬へと逆戻り。
春の予行練習は終わったようなので、
しばらくすれば春本番!
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★03月07日 |
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音が奏でる物語
色で彩られた別世界
流れる風景
湧き上がる情感
大きな宇宙に包まれて
小さな私がポツンと浮かぶ
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★03月08日 |
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私が動くとき。
心と体がピッタリ合って、
OKサインが出たとき。
動いている私の姿がイメージできたとき。
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★03月09日 |
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結果って、
それはそれで大切だけど、
決してそれだけではないと思うな。
目には見えない何かが繋がっていくのを
感じませんか?
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★03月10日 |
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大多数には属さない、
すみっこの方にいた少数派の意見や考えが、
だんだん主流になってきて、
円の中心がそこへと移り変わる。
そうやって歴史は流れ、つくられてきた。
きっとこれからもそれは続くだろう。
一つの点として存在している私たち。
明るい光のある方へと向かっていきたい。
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★03月11日 |
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あなたがあの夜、
どんな気持ちで眠りについたのかを想像すると、
胸が絞めつけられます。
どうやったら寝付けるのか術が見当たらない夜。
新しい朝など来ないで欲しいと願う夜。
私も少なからず、そういった経験があります。
その人の苦しみは、その人でしかわかりません。
でも、私たちの共通点は、
その延長線上にある今日という同じ日を生きているということ。
いろんな日々を乗り越えて生き抜いているなんて言うと、
少し大げさかもしれないけれど。
そう考えると、今、生きているすべての人が、
仲間のような、同士のような、そんな気がするのです。
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★03月12日 |
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夜中に流れる食べ物のテレビコマーシャル。
あれって罪だと思う。
我慢も限界。
キッチンに何かを探しに行く私。
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★03月13日 |
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料理をしていて、
久しぶりに手を切った。
包丁ではなく、計量カップで。
皮膚が切れたら、赤い血が出て、
痛いと感じる。
ふむ、正常だ。
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★03月14日 |
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自分の存在が自由に感じたり、
不自由に感じたり。
状況は何も変わってないのにね。
やはり、気の持ちようということか。
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★03月15日 |
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歯が痛い。
せっかくのおいしい食事も
左側でしか味わえないなんて悲しい。
やっぱりこう、全体でモグモグと
満喫したいものだ。
10年以上前に治療したところ。
そろそろリニューアルする時期みたい。
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★03月16日 |
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飲み物を飲み込もうとしているときに、
相手が何か突拍子もないことを言って、
思わず吹き出してしまう。
私はこの絶妙な瞬間が大好き。
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★03月17日 |
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ハルだから、
明るい色の服を着よう。
ハルだから、
春だから。
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★03月18日 |
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多分、簡単なこと。
そう、単純なこと。
ちょっと向きを変えて、
角度を変えたら、
きっとカチッとなるよ。
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★03月19日 |
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春は別れの季節。
今日が最後という日。
言いたいことが山ほどあるようで、
もう何もないようで。
心はザワザワ波打つけれど、
出てくる言葉はありきたりなものばかり。
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★03月20日 |
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頭が空っぽで、
なぁんにも出てこない時がある。
想像が膨らんで、
次から次へと溢れ出る時がある。
この差は、一体なんだろう?
同じ私なのだけど。
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★03月21日 |
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顔にも、髪の毛のように寝グセがつくらしい。
だから、起きているときは、
顔をたくさん動かそう。
笑って笑って、いい顔をつくろう。
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★03月22日 |
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私の口の中に黒い虫が住んでいた。
銀色の家の中でひっそりと。
とても意心地がいいみたいだったけど、
出て行ってもらうことにした。
黒い虫は何の挨拶もなく飛び出した。
キリキリという痛みを連れて。
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★03月23日 |
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最近、グレた日々を送っていた私。
そろそろ更生して、
正しい道を歩んでいかなくては!
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★03月24日 |
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自分を客観視する。
これが、なかなか難しい。
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★03月25日 |
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細かいところにこだわる割に、
過ぎてしまえば、
見向きもしない。
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★03月26日 |
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たんぽぽが咲いていた。
地面のすぐ上。
しゃがんで見入る。
低いところの別世界。
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★03月27日 |
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お買い物のその後は、
家で始まるファッションショウ。
モデルは私。
夜は更けていきますが、
一人きりの2004年・春夏コレクションは続く。
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★03月28日 |
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植物をスクスク育てるには、
植物のことを知らないといけないらしい。
こういう当たり前のことが、
大切なんだなぁ。
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★03月29日 |
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霞む富士
咲く桜
流れるような幻想の春
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★03月30日 |
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外は雨。
時計の針が止まっている。
静かに耳を澄ませれば、
雨がシトシト時を刻む。
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★03月31日 |
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風景を眺める。
ただぼんやりと。
心を開放してみよう。
ふっと周りの世界が
私を受け入れてくれるような、
そんな気がした。
その中へスーッと入り込む心地よさ。
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