絵画者
中村宏展　浜松市美術館 開催まとめ

『絵画者　中村宏展』は、

(日)
　　浜松市美術館で開催される。
　　浜松市美術館所蔵作品をはじめ、
　　東京国立近代美術館、
　　日本各地の美術館に所蔵されている作品や
　　作家所蔵の作品から、
　　表現の変化が見られる各時代の代表的作品の
　　約60点が観られる。
　　大学時代に描いた作品から、
　　最新作の「消失点」シリーズにいたる作品を
　　7つの章に分けて展示されているので
　　画風の変遷に注目しよう。

　　2012年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)において、
　　戦後の日本の美術史を代表する作家の一人として
　　紹介された 絵画者　中村宏氏は、
　　天野教授で話題の浜松西高卒、
　　題材の原風景がこの浜松市にあるものも数多くある。

　　また、1950年代からの60年にわたり、
　　「ルポルタージュ絵画」、「観念絵画」、「タブロオ機械」といった独自の方法論を展開、
　　タプロオ( 板絵やカンヴァス画・完成された独立した絵画　)を理論化し、
　　新たな絵画表現を切り開いたところもじっくりと鑑賞ポイントですね。
　　

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◆おまけの情報

　・　中村宏（なかむら ひろし）　1932壬申/9/20生(五黄・参)
　　　静岡県浜松市出身、浜松西高、日本大学藝術学部美術学科卒業。
　　　児童文学の挿絵を担当する時は「中村ヒロシ」の表記も使用。
　・　『絵画者―1957‐2002』中村 宏(著), 美術出版社,2003/8/16
　　　- 1950年代の「タブローは自己批判しない」から2000年代の「ネオ・アナクロニズム」へ。
　　　異類異形を決したある画家の半世紀にわたるアナウンスメント集。
　　　既刊『図画蜂起』の著者が放つ第二矢「記述叛乱」 - (「BOOK」データベース)


　・　Ilya Yefimovich Repin　1844/8/5(ユリウス暦 7/24) - 1930/9/29
　　　ウクライナのチェグエフで生まれる。
　・　1854 - 1857　に製図とドローイングを学んだ。
　・　1880/10/7に、トルストイが彼のアトリエに初めて来た。
　・　短縮法の研究に家族を描いたらしい。
　・　レンブラント、ベラスケスやハルス、とりわけレンブラントを参考にしたらしい。
　　　「老女の肖像」(1871-1873)は、レンブラントの模写。
　・　「キャベツ」(1884)は、作品の中でも 画家なら一度は描いてみるタッチなのか…。
　・　自由芸術工房として「仕事小屋」をつくる。